ボート釣りをしよう・マナーと安全

ボート釣りのマナーとルール

広い海の上で自由に釣る開放感。これはボート釣りの最高の魅力です。

自然につつまれて釣りをする気持ちよさは言葉では表せないものがあります。きれいな海ときれいな空があるからというのは間違いありませんよね。ところが最近困ったことが起きているんです。

ゴミを放って帰る釣り人。マナーや安全を無視したボート。こんな人たちのために釣りを禁止する場所が出てきました。勝手に入って好きに釣っておまけにゴミは置いていく。ボートで漁港内に入って釣ったりイケスや定置網に係留したり。そりゃ地元の方にとっては迷惑以外の何者でもないでしょう。

たまに仕掛けやハリスをポイッと海に投げる方を見かけると悲しくなってきます。そのうち投げ釣りで釣れるのはゴミばかりだったりして・・・。ゴミは必ず持ち帰る。落ちてるゴミも拾うぐらいの気持ちがほしいですね。

楽しい釣りを続けるためにマナーとルールを守り安全には十分注意しましょう。

  • ボートの進行方向に注意し周囲を確認する。
  • 必ずライフジャケットを着用すること。
  • 港内や港の入口付近、航路周辺での釣りは禁止。
  • イケスや定置網に近づかない。またブイも含めて係留禁止。
  • 遊泳区域内での釣りは禁止。エンジン付きは進入禁止。
  • 気象情報は必ず確認しておくこと。
  • 陸風や波が出始めたら早めに岸に戻ること。
  • 携帯電話に118番(緊急救助)と貸ボート店などの連絡先をメモリーすること。

ボートで広い海上に出るととても気持ちがいいもんです。周りには何もないと思いがちですが気を緩めてはいけません。ボートの進行方向には必ず注意を払ってくださいね。それに釣っているときもつい夢中になりがちですがときどき周りを確認してください。

たとえば大きな船が通ったときなどはその船が作る引き波というものがきます。小さなボートの場合には横波に弱いので真横から大きな波を受けるとバランスを崩して転覆する危険も考えられるんです。そんな場合に備えてライフジャケットは必ず着用してください。ボートの場合は陸上とは違ってトラブルが直接命に関わることが多くあります。いくら泳ぎに自信があっても突然海に投げ出されたのでは自分だけで精一杯で、つかまるものがなければ長時間浮いていることはできないでしょう。ライフジャケットは正しく着用すれば命を守ってくれます。ボートに乗るときの義務として全員が着用してください。

イケスと定置網

ボートで釣りをする場合には漁港内や漁船の出入りする場所、それに航路になっている付近で釣りをすることは厳禁です。小さなボートは漁船からは見つけにくいため、そういう場所での釣りは危険極まりなく、事故にもつながりかねませんから注意してください。

漁港周辺や湾内ではイケスや定置網、ブイといったものを多く見かけます。こういったものは漁業者の方が仕事として使われているものですから絶対に中に入ったりボートを係留してはいけません。イケス周辺では確かによく釣れることもあるんですが、アンカーや仕掛けがイケスなどを固定しているロープに絡むといったこともおこります。そういう場所で釣りをすることは漁業者の方とトラブルになることもありますのでできるだけ近づかないのが賢明ですよ。

キス釣りといえば海水浴のシーズンとも重なりますね。泳いでいる人にとってはボートははっきり言って邪魔で危険ですので遊泳区域に入らないのはもちろんですが、その周辺でも泳いでいる人がいるかもしれませんからあまり近寄らないようにしましょう。

それからボート釣りの場合はより以上に気象状況の変化にも注意してくださいね。ボートは潮流や風によって流されますので沖へ流されるような時にはあまり岸から離れないようにしてください。急な天候の変化などでいくらボートを漕いでも前へ進んでくれなくなる場合もあります。どんどん沖へ流される場合には無理をせず、アンカーを投入してボートを止め風が弱くなるのを待ちます。風や波が収まりそうにない時には貸しボートならボート店へマイボートなら118番通報で海上保安庁に助けを求めてください。

ボート釣りでは気象情報を確認しておくことはとても大切ですし状況の変化には早めの判断が大事です。風や波が出始めたら早めに釣りを中止して岸に戻るという勇気も必要じゃないでしょうか。海はみんなのものです。これからも楽しい釣りをするために一人一人がマナーとルールを守り安全に注意することを心がけましょうね。