ボート釣りをしよう・離岸から着岸まで

ボートに乗ろう

ボート釣りで離岸と着岸は一番気を使うところですが、要領さえ解ればなんてことありませんのでよく読んでおいてくださいね。

貸しボート店でボートを借りる場合や手漕ぎのゴムボートはほとんどが砂浜を利用することになるんですが、エンジン付きのボートの場合も最近はほとんどの漁港でスロープを使わせてもらえなくなりましたので、キス釣りに限らず砂浜を利用しています。

ボートは波打ち際まで移動し準備をはじめますが、貸しボートの場合はボート店の方の指示に従って受付を済ませれば、お店の方がボートを準備してくれるはずです。次にタックルやクーラー、その他の道具と荷物を積み込みますが、できるだけ左右に偏らないようにバランスよく、動かなくても取りやすい位置に置くようにしてください。このとき竿にはリールをセットしてテンビンまで付けておくと海上に出てからが楽になりますよ。

準備ができたらボートを出したいところですが、まずトイレを済ませましょう。ボートの上は不安定ですし立ち上がるのは危険です。海に向かってすることは至難の業ですよ。いざとなったらバケツを使うんですがあまり気分のいいもんではありませんね。

ボートに乗る前にはライフジャケットの着用も忘れないでください。そして一度離岸してしまえば戻って来るのは大変ですので道具の積み忘れがないか再確認しましょう。

次は離岸です。まず手漕ぎボートの場合ですがボートは前の方から海に浮かべます。これはボートが前からの波に強くて後ろからの波に弱いからです。波のタイミングを見計らって引き波にのせるようにボートを押し出します。ゴムボートの場合は後方から押す時に片足の膝をチューブに乗せ、もう片方の足で蹴るようにすると乗り込みやすいです。

貸しボートの場合はお店の方が押し出してくれることが多く安心ですが、自分で出す場合には片足をボートに入れゴムボートと同じようにやってみてください。どちらも海面に浮かんだらすかさずオールを漕ぎ、波打ち際から離れるようにしましょう。このオールですが、日頃使うことがあまりないもんですからつい力が入ってしまいがちで、力任せに漕ぐとマメができることもあります。

ボートの 上手な漕ぎ方は力を込めるよりゆったり大きく漕ぐことです。その方がボートが早く進みますし疲れも少なくてすみます。オールは深く入れるのではなく水を掻く部分だけが隠れるぐらいでいいですよ。海水をオールに乗せて運ぶというような感じですね。とにかく景色を楽しむぐらいの気持ちでやってみましょう。

次にエンジン付きのボートの場合ですが、ドーリーやランチャーを使って出してもそのまま出しても完全に浮かんだ状態で乗り込むことになります。エンジンが付いている後部から乗り込むのが困難な場合は前や横から乗ることになりますので波に直角になるようにしてバランスを崩さないよう注意してください。

ボートに乗ろう

波打ち際を離れれば快適そのもの。ボートは横波に弱いといいましたがこれは釣っている時も同じで、できるだけ前から波を受けるようにしたいですね。小さな波の場合、危険はありませんが横に揺れていると気分が悪くなることもあります。風向きなどにもよりますが多くの場合、アンカーを投入してロープを前の方につないでおけばボートは自然に波と直角になり、前方から波を受けるようになります。ボートのキス釣りの場合にはポイントが決まったらアンカリングしてボートを安定させて釣った方が安心ですね。

ここで注意しておきたいのは他の船が作る引き波です。小さな船でも速度が速いときや大きな船の場合は結構大きな引き波がくるものです。横波を受けそうならボートが直角になるように向きを変えてやりましょう。それからアンカリングしていても流されることがありますので、たまに周囲に注意するようにしてください。

最後に着岸ですが、波がなければそのまま前からストレートに砂浜に乗り上げればいいです。波がある時はバックで後ろから着けてください。波打ち際でうろうろしているとボートが横を向いて横波を食らうことになりますので一気に砂浜に着けてしまってください。ゴムボートなら前後どちらからでも問題ありません。ボートから降りたら少し引き上げて流されないようにしておきましょう。

ボートで何時間も座っていると足腰が結構疲れるもんです。ボートから降りる時に転げたりしないようにしてくださいね。