リリースとお持ち帰り

おとなになったら釣ってあげます

釣りの楽しさは釣果だけではありませんよね。ロケーションや釣っている時間の流れが何とも気持ちいいです。

とは言うものの釣れる方がやっぱり楽しいです。釣りをはじめた頃なんかは小さくても大きくてもとにかく釣れれば楽しい時期もありました。投げ釣りにハマっていたころは釣果がないと6〜7センチのキスでも持って帰ったことがあります。よくカミさんに小さいのはかわいそうと言われたもんです。

でも針を飲み込んでたりすると針が取れてもすでに死んでたりするんですよね。リリースしようにもどうすることもできない。かわいそうなんですけどね。

小さいキスは釣らない

小さいサイズになるほど針をはずしたときの死亡率が高くなってしまいます。ということは小さいサイズを釣らなければいいということになります。

一般的には針のサイズに比例して釣れるキスの大きさも変わります。小さな針には小さなサイズが、大きな針には大きなサイズのキスが掛かりやすいんです。まあ何事にも例外はありますが70〜80%の確率でこの傾向があるでしょうか。ですから私の場合針は小さくても8号、いつもは10号をメインに使いその日の状況で8〜12号を使い分けます。7号を使うと数はたくさん連れますが小さいサイズがたくさん混じりリリースに手間取ってしまうので最近は使っていません。

では大きい針だと小さいキスは釣れないかというとそうでもないんです。実際11号の針にも8センチほどのキスが掛かることがあります。この場合上手く針が外れても死んでしまうことがほとんどなのでこれはちゃんと持ち帰っていただくことにしています。でも数的にはずいぶん少ないのは確かですね。

8月後半のピンギス釣りの時期には10センチ〜ぐらいの大きさに成長したキスの数釣りが楽しめるんですが、その前の5〜7月一杯は産卵時期の大型キスを狙える格好の季節です。でも悲しいことにこの季節が幼いキスの釣れる季節でもある訳です。

幼いキスは好奇心旺盛で活発に動き回るようで、何でもない砂底でよく食ってきます。ですからできるだけ大型が潜んでいそうな変化のある場所を狙ってキャスティングするようにします。こう言ったことに気をつけるだけで幼いキスが釣れる確率はずいぶん低くなると思います。

リリースとお持ち帰り

キスのサイズが小さくてリリースしてやる場合はできるだけ元気な姿でもと居た海に戻してやりたいものです。せっかく海に返してやっても海面に横たわったりするととても切ないです。

「それなら釣るな」なんて声が聞こえてきそうですが、そういうキスもちゃんと持って帰って感謝していただいてますのでお許しを。

針をはずすときはできるだけ傷つけないように気をつけます。針を簡単にはずす方法としては針をのんでいなければプライヤーなどで針を掴んで振ってやれば外れるはずです。素手でつかむと弱りやすいのでできるだけ触らないようにしてやる方がいいです。針を飲み込んでしまった場合はキスの腹を上にして持ち親指と人差し指でエラを開いた状態で針を引っ張れば簡単に外れます。手でいつまでも持っていると弱りますからできるだけ早くはずすようにします。金属の棒で先の割れた針はずしという道具がありますがどれも使いにくいので私は使いません。

大型キス狙いで10〜11号ぐらいを使っていて運悪く小さいキスが針を飲んだときは針をはずすのに苦労します。まず助からないことが多いです。こんな場合には持ち帰って食べてあげましょう。天ぷら用に開くには包丁は大きすぎるので、私はカッターナイフを使います。まあそのままフライにしても美味しいんですが・・・。