キス釣りの釣り方・アタリの取り方

キスの釣り方・チョイ投げ

シロギスを釣るというのはシロギスにエサを食わせて針を掛けるということですよね。

シロギスにエサを食わせるためにはシロギスの近くにエサのついた仕掛けを引いてやらなければいけません。活性の高いときにはエサのついた仕掛けがシロギスの目にとまれば必ず食ってきます。活性が高いときには食い気がたっているということですからエサを探してうろうろしてることが多いですね。だからどんな場所ででも釣れることがあります。

この活性というヤツは季節によっても違います。その時期の活性や釣れ具合はインターネットや釣り情報誌などであらかじめ知ることができるんですがその日の活性となると実際には自分で釣ってみて確かめる以外にないんです。

仕掛けを投げて着底したら仕掛けを引いてエサを動かし誘いをかけるんですが、このエサを動かすスピードがその日の活性に合っていないといけないわけです。たとえば活性が高かったら少し早く目立つように仕掛けを引いて気を引き、活性が低かったらゆっくり仕掛けを引いてエサをじっくり見せてやるといった具合です。

釣果をあげる一番のポイントはその日の活性を知ること。つまりシロギスがエサを食ってくるスピードをいかに早く見つけるかということですね。

仕掛けの引き方には2種類の方法があります。リールを巻いて引く方法と竿を起こしながら引く方法。どちらにもいいところがあります。

まず竿を起こしながら仕掛けを引く方法からいきましょうか。竿は水平に近い状態に持って仕掛けを張り、徐々に竿をたてながら仕掛けを引きます。真上ぐらいまで来たらリールを巻きながら水平に戻して仕掛けを張る。この繰り返しです。

つぎにリールを巻きながら仕掛けを引く方法です。竿は道糸とだいたい90度ぐらいになるように持ちます。そして竿は動かさずリールをゆっくり巻いて仕掛けを引くというやり方です。

竿を起こす方法では竿を起こす右手に海底の起伏などの情報が伝わりますし、リールを巻く方法ではリールを巻く左手に伝わってきます。シロギスが掛かったときのアタリについてはどちらも大体竿先に出ますので違いはあまりないですね。でもどちらかといえば初めての方や慣れないうちは竿を起こす方が竿だけに集中できるのでいいかもしれません。

仕掛けを引くスピードをいろいろ試してアタリを取るわけですが、早さはそれこそアリが歩くぐらいの超スローから1秒で1mぐらいの早さまで試してみます。たまに止めてみるのもいいです。そしてシロギスが掛かったらそのスピードを中心に繰り返し釣れるスピードを見つけてください。もし釣れたシロギスが針を奥まで飲んでいるようならもう少し早くしてもいいかもしれませんね。

シロギスのアタリはブルブルッと痛快です。活性の高いときは引ったくるようなアタリも多くて小さいくせによく引くので「小さな大物」なんて呼ばれてたりします。こんなときは何もしなくてもシロギスは向こう合わせで掛かってくれますので気持ちいいですよ。それからシロギスは追い食いしますので1匹掛かっても慌てずそのまま引いてくださいね。この際2匹釣ってしまいましょう。

釣れるときには同じポイントで20匹以上釣れることもよくあります。こんなときは手返しよく釣りましょう。すぐにクーラーボックスに入れなくても水汲みバケツかなんかに放り込んで数匹たまってから入れたらいいです。とにかくその群れが移動する前にできるだけたくさん釣ってしまいましょう。

そんなアタリもずっと続くわけではありません。アタリがとまったときは迷わずポイントを移動します。釣れ続いた場所は何となく未練が残りもう少し釣れるんじゃないかと粘ってしまいがちですが、ここでキッパリ移動することが次のポイントでの釣果につながります。

シロギスはいつも食い気がたってるわけではなく、どっちかというと次から次へ釣れるというのは時期も日も限られます。食いが渋いときにはモゾモゾというアタリやコツコツくるものの食い込まないアタリがあります。仕掛けを回収するといつの間にかエサをとられていることも。こんなときはとにかくゆっくり引くこと。そして針とエサのサイズを小さくし、小さなアタリがあったら止めて待つ。食い込む気配があれば竿を軽く持ち上げるようにしてアタリを聞いてやります。これで釣れるとは言いませんが食いが渋いときの一つの方法には違いないです。

いくら簡単お手軽なキス釣りといっても食いが渋いときは釣りにくいですね。これはベテランの方でも試行錯誤です。これといった正解はありません。キス釣り以外の釣りでもそうですが「釣った」と「釣れた」は全然違います。試行錯誤して釣った1匹はすごくうれしいですよ。